体重を減らさなければとわかっていても、つい食べ過ぎていませんか?
そんなメタボな人の一助として、乳酸菌発酵で作られる乳由来のLTP(ラクトトリペプチド)が今、注目を集めています。
ブルーチーズなどに多く含まれる成分で、整腸作用、抗腫瘍作用、血中コレステロール低減作用など、さまざまな機能が明らかになってきました。
そして、降圧作用について着眼したのが、横浜市立大学大学院医学研究科情報システム予防医学の杤久保(とちくぼ)修教授です。
「日本人の場合、メタボリックシンドロームで血圧の高い人が多い。塩分摂取量が問題なのです」
LTPには、血圧を上昇させる物資を作り出すACE(アンジオテンシン変換酵素)を阻害する作用があり、高血圧を抑制し、正常な血圧値の人が摂取しても、血圧に変動がないのも特徴だそうです。
「塩分摂取量の多い人は、LTPを摂取しても、ACEの働きが抑制されやすい。少しでも減塩すれば、LTP作用もよくなるのです」と杤久保教授。
20年以上も高血圧に携わる杤久保教授は、メタボ予防に次のステップを勧めています。
(1)朝起きてトイレ後、そして、夕食後に体重を量り、1キロ以上体重差があると食べ過ぎ。毎日、体重をチェックし、1日1万歩以上歩く。
(2)食事の前に、寒天や生野菜、海草などをたっぷり食べる。空腹感が満たされやすいので、食べ過ぎ防止に役立つ。
(3)(1)や(2)が無理という人。少しの減量を心掛け、LTPを活用する。
そして「内臓脂肪がなかなか取れなくても、減塩して高血圧が改善することはあります。わずかでも改善すれば、脳卒中などのリスクは軽減されるので、減塩を心掛けてください」とコメントしています。
内臓脂肪を減らすだけでなく、減塩にも励みたいですね。
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